読売新聞社編集委員の結城和香子氏と対談
~ 機構理事・事務局長は「地域のコーディネーター」としてパラスポーツサポーターを増やす活動の他に、障がい者の「働き方改革」としての「自立支援」についても意見交換 ~
機構の砂野代表理事と西阪理事・直井事務局長は、読売新聞社を訪問し、編集委員の結城和香子氏と対談を行いました。砂野代表理事は機構設立時以来、3年ぶりの再会でした。結城編集委員は20年以上IOCの取材を続けられており、2014年には「東京オリンピックの光と影-東京招致の勝利とスポーツの力」 を出版、また、政府の審議会委員としても活躍しています。
今回は、機構が進める「パラスポーツの推進」と「障がい者の自立支援」の取り組みについて、意見交換をさせていただきました。JR東日本の協力のもとJR上野駅や秋葉原駅構内で開催している農福連携マルシェの開催や、三重県農林水産部の業務受託や山梨県の障がい者就労支援施設と展開している障がい者雇用促進の取り組みなどについてお話をさせていただきました。結城編集委員からは、「地域における活動、地域が元気になることが重要である」ことや、「オリンピック・パラリンピック開催を前にして、国民一人一人がスポーツの魅力・重要性を再認識する必要がある」といったことなどを熱く語っていただきました。
西阪理事がリーダーとして組織運営してきたラグビーワールドカップ2019東京大会も話題になりました。「ラグビー」の魅力とあわせて、大会が「スポーツのもつ魅力」についてあらためて考え直すいいきっかけになったことなど、そして大きなプラス効果となったことを確認しました。
※ 政府の委員:「オリンピック・パラリンピック教育に関する有識者会議」や「アスリート・観客にやさしい道の検討会」[委員や、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の「メディア委員会」委員も務めておられます。