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2017.11.25 講演会:砂野代表理事が「パラスポーツ推進と障がい者の自立支援」をテーマに講演

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上智大学の卒業生が主催する湘南ソフィアンズの会で、日本パラスポーツ推進機構の砂野代表理事が「パラスポーツの推進と障がい者の自立支援で共生社会の実現を」と題した講演を行いました。

「障がいを自分のことと捉える」

  • 冒頭、当日の講演のキーワード、「自分の人生」・「障がい(者)」・「パラスポーツ」・「農福連携・自立支援」と「地域・共生社会」の5つを紹介。「障がい」を自分のこととして捉え、「障がいを持つ人」を地域が支えるべき、との持論を冒頭紹介。余命2ヶ月の宣告を受けて亡くなっていった人に接した事例を紹介し、その時に得た教訓として、「人とのコミュニケーションが人の心を豊かにする、障がいを持つ人への思いやりの大切さ」を訴えました。
  • まず最初に、少子高齢化が急速に進むなか、自身のこれからの人生で「障がい」にどう向き合っていくべきか、生きていくかを問題提起。高齢者が増えて行く中で、先天的な障がいだけでなく、高齢化に伴う障がい者が増えていくことから、障がいを自分のこととして捉えるべきと強調。

「障がい(者)」を知る

  • 次に、3つの障がい(身体・知的・精神)の概要説明と2012年の障害者総合支援法が整備されるまでの各法律を紹介。自治体組織が未だに旧法に基づいて出来ていることから、パラスポーツ推進の取り組みを協議する際にも窓口が異なるなど、弊害がいまだにあることを紹介。増加傾向にある障がい者数の推移や要因分析なども行いました。

パラスポーツの国際・国内大会とボランティア

  • 3番目には、パラスポーツにかかわる国際大会(オリパラ・スペシャルオリンピックス・ウィルチェアーラグビーなど)や国内大会(ジャパンパラ、全国障害者スポーツ大会等)の種類や参加状況について説明を実施。なかでも全国障害者スポーツ大会の出場者の高齢化が進んでいる実態を紹介。パラスポーツボランティアの仕事紹介や、ボランティアについても高齢化が進んでいると問題提起。障がい者にとって、スポーツはリハビリや健康増進のためにも行わなければいけないが環境の整備が遅れている実態を紹介。初級障がい者スポーツ指導員の増員の必要性や、神奈川県のボランティア―・サポーター制度も紹介しました。具体的に自分たちが取り組めることが何か、出来ることから始めようという考えを紹介しました。

農福連携推進で自立支援を

  • 最後に、農福連携などで障がい者の自立を支援する全国20ヶ所の就労支援組織とのつながりで、東京駅のマルシェに出店し、「食べて応援」による自立支援を実施していることの取り組みを説明。一例として、岩手県大船渡市のNPO法人「かたつむり」が開発した5年保存の災害備蓄食「もしもの備え」の商品を紹介しました。
  • 今回は、上智大学卒業生の他に一般の方々も参加されていましたが、上智大学ソフィア会のオリンピック・パラリンピック支援特別委員会副委員長の鈴木氏も聴講にこられており、今後、関係者間で連携していきたいとのお話をいただきました。
  • ご参加いただいたみなさんが障がいについてより理解を深め、障がいがある人もない人も共に心豊かに暮らせる地域づくりに取り組んでいただければ幸いです。

■パラスポーツ推進機構は、障がい者の方々、パラスポーツ(障がい者スポーツ)の選手・サポーターを応援します!

一般社団法人 日本パラスポーツ推進機構(APSPJ)